福祉保健 誰もが地域で安心して暮らすことができる大都市東京の実現

福祉保健 誰もが地域で安心して暮らすことができる大都市東京の実現

月刊福祉保健Web版TOPへ

このような症状はありませんか?〜11月18日は世界COPDデー〜

このような症状はありませんか?〜11月18日は世界COPDデー〜

長引くせき・たん・息切れなどの症状。「風邪かな」「そのうちおさまるだろう」と受診を先延ばしにしていませんか?
 以下の症状のうち、いくつか思い当たる方(特に喫煙経験のある方)は、C(シー)O(オー)P(ピー)D(ディー)かもしれません。

〈COPD チェックリスト〉

COPDってどんな病気?

COPD(慢性閉塞性肺疾患まんせいへいそくせいはいしっかん)は、有害物質を長い間吸引したことで肺が壊れる進行性の病気です。これまで「肺気腫」や「慢性気管支炎」と言われていた疾患も、COPDに含まれます。
 原因の約90%は、たばこの煙。重症化すると、少し動くだけでも息切れしてしまい、酸素吸入が必要になるなど、生活に大きく影響してしまいます。
 薬物療法や酸素療法によって、病気の進行を遅らせたり、症状を和らげたりすることはできますが、悪化した肺機能を完全に健康な状況に戻すことは困難です。悪化してしまう前の対応が必要です
日本人男性における死因の第8位(※1)であり、推計患者数は530万人(※2)といわれています。
(※1)厚生労働省 人口動態統計 2018年 (※2)NICEスタディ2001年

医療機関を受診しましょう!

「もしかして、COPDかな?」と思い当たる点があれば、まずはかかりつけ医で受診しましょう。COPDは進行性の病気のため、早期に受診して適切な治療を受けることが大切です。

禁煙しましょう!

COPDの原因の約90%は、たばこの煙。何よりも、禁煙をすることが重要です。喫煙を続けることはCOPDのリスクを高めます。この機会に禁煙に取り組んでみませんか?
 東京都では、COPDや禁煙支援に関する情報を発信しています。詳細についてはHP をご覧ください。
■「世界COPDデー」とは?
 COPDの啓発活動を行っていくという主旨の下、毎年11月の第3水曜日は「世界COPDデー」と定められています。この日を中心に世界各国でCOPDへの関心を高める活動が行われています。

<臓器移植について>

問い合わせ
福祉保健局保健政策部健康推進課
電話 03-5320-4361 FAX 03-5388-1427
HP
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kensui/copd/index.html

今日から始めよう!糖尿病予防〜11月14日は世界糖尿病デー〜

今日から始めよう!糖尿病予防〜11月14日は世界糖尿病デー〜

糖尿病は、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)の高い状態が続く病気です。40歳から74歳までの都民のおよそ4人に1人は、糖尿病を発症しているかその予備群です。
 初期には自覚症状はほとんどないため、高血糖状態を放置していると血管への障害が進行し、腎症、網膜症、神経障害から、人工透析、失明、下肢切断等の深刻な合併症を引き起こします。糖尿病予防のために、食生活を整え、体を動かし、ストレスをためないようにするなど、正しい生活習慣を実践しましょう。

また、定期的に健康診断を受け、血糖値が高いと言われたらすぐに医療機関を受診し、糖尿病と診断がされたら、医師の指示に従い血糖値をコントロールすることが大切です。

糖尿病に対する意識を高め、より多くの人に予防を心がけてもらうため、東京都では毎年11月14日の世界糖尿病デーに合わせて都庁舎・都立施設ブルーライトアップを行っています。今年度の取り組みは以下のとおりです。下記以外の施設でのライトアップ実施予定等、詳細についてはHP をご覧ください。

都庁舎・都立施設ブルーライトアップ

糖尿病啓発のシンボルカラーであるブルーで、都庁舎および都立施設をライトアップします。

期間施設名点灯時刻
11月9日(月曜日) から
11月14日(土曜日)まで
((※)の施設は、11月12日(木曜日)を除く)
東京都庁第一本庁舎(※)18時から23時まで
東京芸術劇場日没から22時まで
東京ゲートブリッジ(※)日没から24時まで
駒沢オリンピック公園日没から23時まで
問い合わせ
福祉保健局保健政策部健康推進課
電話 03-5320-4356 FAX 03-5388-1427
HP
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kensui/tonyo/index.html