平成31年度福祉保健局予算 4ページ

安心・安全で良質な医療提供体制の確保 595億2,358万円
大学
「モバイルICU/ER」による病院間高度緊急搬送支援システム構築プロジェクト

集中治療室(ICU)や救急診療室(ER)の機能を備えた車両とそれに搭乗する医療チームによる高度な医療管理下で患者を搬送し、傷病者の予後とQOLの更なる改善を図る。

新規
東京都多職種連携ネットワーク事業

ICTを活用した情報共有のための共通ポータルサイトを構築し、日常的な患者情報に円滑にアクセスする仕組みや病院を退院する在宅移行患者の受入れ先の検索を支援する機能により医療・介護関係者間の広域的な連携の推進を図る。

拡充
地域における小児医療研修

地域における小児救急医療を担う人材の養成・確保を図るため、地域の診療所の医師や指定二次救急医療機関の医師等を対象に、小児救急医療に関する臨床研修等を実施する。

拡充
AYA世代等がん患者支援事業

AYA世代のがん患者への適切な医療提供体制の構築に向けた検討や、小児と成人領域の狭間においても適切な治療や支援が受けられる体制を構築する。

新規
災害拠点病院等自家発電設備等整備強化事業

災害時における医療機能の確保を図るため、災害拠点病院及び災害拠点連携病院が設置する自家発電設備を水害等から守るための対策等への支援を行う。

多様化する健康危機への機敏な対応 182億8,306万円
拡充
食中毒対策

食中毒の発生時に疫学調査や患者及び関係施設の検査を行い、被害の拡大防止を図るとともに、避難所向け食中毒予防ブック等を、猛暑にも対応できるよう見直し、災害時の食中毒対策を強化する。

拡充
薬物乱用防止啓発対策

薬物乱用防止教室等における講師の育成、発達段階に応じた児童・生徒に対する啓発や街頭啓発活動等を行うことにより、麻薬・覚せい剤等の乱用による危害を広く周知して都民の認識を高める。

拡充
動物愛護事業

適正飼養・終生飼養に関する知識の普及啓発や、引取り及び収容した犬・猫等の譲渡、地域における普及啓発や住民への助言、支援を行う動物愛護推進員の委嘱等を行い、人と動物の調和のとれた共生社会の実現を図る。

拡充
感染症対策強化事業

デング熱やエボラ出血熱をはじめとする新興・再興感染症の発生・流行に備え、定期的な訓練、海外旅行者や訪都外国人への情報提供、職域における企業研修などの取組を推進し、感染症対策を強化する。

拡充
風しん抗体検査事業

妊娠を予定又は希望する女性や妊婦の同居者等に対する風しん抗体検査を実施し、抗体保有状況の確認と抗体価が不十分な場合の予防接種の勧奨を行う。

福祉保健改革の推進等 149億5,994万円
新規
肝硬変治療薬開発の推進

治療薬候補である低分子化合物PRI-724をヒト肝細胞モデルマウス等に投与し、肝臓の機能が回復するメカニズムを解明する基礎研究を推進する。

新規
人工神経接続装置開発の推進

脊髄損傷患者や脳梗塞患者の身体機能の回復に資するよう、公益財団法人東京都医学総合研究所が独自に開発した「人工神経接続」を用いて、疾患病態に合わせた神経接続方法と刺激方法を新規に開発するための臨床研究を推進する。

都民
:新規事業
拡充
:拡充事業
都民
:都民提案事業
大学
:大学提案事業