東京都戦没者追悼式 〜戦後70年 戦没者を追悼し平和を祈念する日〜

8月15日(火)、文京シビックホール大ホールにおいて平成29年度東京都戦没者追悼式が執り行われ、ご遺族、来賓など724人が参列されました。
小池百合子知事は、先の大戦で亡くなられた全ての御霊に対し、都民を代表して哀悼の誠を捧げ、「私は、この式典に臨み、戦没された方々の祖国への想いを改めて深く心に刻み、世界の諸都市と手を携え、世界平和の実現と人類繁栄への貢献に積極的に取り組んでまいります。」と式辞を述べました。
参列者が黙とうした後、天皇陛下のおことば(放送)に続いて、都議会議長、東京都遺族連合会会長、戦没者遺族代表が追悼のことばを述べました。中国でお兄様が戦死した小林盛利さんは、「戦後72年の時がたっても戦争がもたらした過去の史実を風化させることなく、次の世代に語り継いでいくことが諸霊に報いる私達の務めでもあります。」と述べられました。また、曽祖父が戦死された小学5年生、一蜉C音さんは、「ぼくは、今日を機会に、戦争のことを調べたりして、戦争のことをもっと知り、平和のために役立つことを考えていきたいと思います。」と述べられました。