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Nursing Feature

看護の特色

療育センターでの看護は、命を守り、その人らしく楽しく生きていただけるよう支える看護です。
一人ひとりの利用者とじっくり関わり喜びを共有できることは、療育センターならではの大きな魅力です。

看護の役割

利用者の健康を守る

言語による意思疎通が難しいため、表情やしぐさから「いつもとの違い」を観察して対応します。フィジカルアセスメントがとても重要です。

個々の成長発達を促し援助する

進み方が異なる一人ひとりの発達段階に応じた援助を工夫し、その人らしい成長を支えます。

ライフステージに合わせて
暮らしを支援する

医療の発達により、重症心身障害者の寿命が伸びて高齢の利用者も増えています。学齢期、成人期以降も、専門的ケアでその人らしい暮らしを支援します。

家族を支える

家族への心理的支援を行い目標を共有し、家族と利用者が共に過ごすための援助をします。

利用者と周囲との架け橋となる

利用者それぞれの持つサインや表情からニーズや感情を読み取り、家族や他職種に伝えます。看護師は本人の意思を表出しやすくするための働きかけも行い、意思決定を助けます。

多職種との連携

療育センターでは、医師や看護師の他、福祉職、心理士、リハビリ職、ソーシャルワーカーなど、多様な専門職が連携してチーム療育を行なっています。
24時間体制で利用者と関わる看護師はチームの要です。多職種と情報を共有し、意思や個別性に合わせて、利用者の質の高い生活に貢献していくことができます。

核となる実践能力

重症心身障害児(者)には、呼吸や排痰、排泄処理、摂食や嚥下、移動や体位の保持など、
自力で行うことが困難な行動が多数あるため、それらに合わせた看護技術が必要です。

呼吸ケア

人工呼吸器の管理や、痰の吸引、肺理学療法など

摂食ケア

食事介助や胃ろう・腸ろうからの注入とその管理など

皮膚ケア

胃ろうや腸ろう設置による炎症や感染の防止、褥瘡の予防など

排泄ケア

トイレ介助、おむつ交換、排便コントロール、尿路感染症予防や腎ろう管理など

怪我や痛みの予防

個別的に体位を保持、複数人での移乗など

※療育センターでは、さまざまな分野の認定看護師が活躍しています。
重症心身障害児(者)のケアを学校で十分に学べていない人も、認定看護師による丁寧な指導と支援を受け、専門的な能力を身につけられます。

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