
About
療育センターとは
重症心身障害児(者)などが、入所・通所などで治療や療育を受ける施設です。
利用者に合った発達支援を行うと同時に生活の場や日中の活動の場となります。医療法に基づく病院であると同時に、
児童福祉法や障害者総合支援法に基づく入所施設・通所施設でもあり、
医療と福祉の両面から、利用者とその家族の生活を支える重要な役割を担っています。
施設の機能
一人ひとりに合わせた健康管理、治療、生活の支援などを行います。短期入所や、一般の病院では対応が困難な方に向けた入院治療も行っています。
在宅で生活する未就学児が、健康管理や訓練・保育などの療育支援を受ける「通園」、成人の方が日常生活の支援等を受ける「通所」があります。季節ごとにさまざまな行事やレクリエーションも行います。
一般の病院で治療を受けることが困難な心身に障害がある方に向けて、外来診療を提供しています。
在宅生活を送る方に向けて、医療や訓練などの相談に応じ、また、地域の施設・学校・医療機関等との連携も図っています。
重症心身障害児(者)とは
重度の「知的障害」と、重度の「肢体不自由」を併せ持つ方です。そのため、言葉での理解や意思を伝えること、体を動かすことに大きな困難があり、健康の維持も難しいため、専門的な看護やケアが必要です。
重症心身障害児(者)は、現在、国内に約43,000人いると推計されます。その判定には、大島分類が広く用いられ、分類表の1から4までに該当する方が対象となります。

都内の療育施設一覧
都内には9施設(都立4、民間5)の療育センターがあります。
都立4施設のうち、2施設は指定管理者として指定を受けた法人が管理・運営を行なっています。
(東京都職員としての採用は、北療育医療センター・府中療育センターのみです。)
- 北療育医療センター(都立)
- 府中療育センター(都立)
- 東大和療育センター
(都立・指定管理) - 東部療育センター(都立・指定管理)
- 島田療育センター(民間)
- 秋津療育園(民間)
- 心身障害児総合医療
療育センター(民間) - 東京小児療育病院(民間)
- 緑成会整育園(民間)

「その人らしく生きる」を支える
知ってください
重症心身障害看護のこと
- 重症心身障害看護の魅力とは?
- 重症心身障害看護ってどんな看護?
- 重心分野でどのようにキャリアを磨けるの?
- 重症心身障害児(者)施設とは?~都内9施設をご紹介~




