5月31日は世界禁煙デーです

世界保健機関(WHO)は、喫煙しないことが一般的な社会習慣となるようにさまざまな対策を講ずるべきであるとして、毎年5月31日を「世界禁煙デー」と定めています。
また、厚生労働省においても、世界禁煙デーから1週間を「禁煙週間」と定めています。

■ 喫煙は、がん、循環器疾患、COPD を含む呼吸器疾患、糖尿病、周産期の異常や歯周疾患等のリスクを、受動喫煙は、虚血性心疾患や肺がん等のリスクを高めるとされています。
■ 特に、未成年者の喫煙は、脳が発達中でニコチンなどの影響を受けやすく、大人よりも心とからだに影響を及ぼしやすいため、「未成年者喫煙防止法」により禁止されています。
■ 「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」では、いかなる場所でも、子どもに受動喫煙をさせることのないよう努めるなど、都民や保護者の責務に関する規定を定めています。
■ 2020年4月1日に、「改正健康増進法」および「東京都受動喫煙防止条例」が全面施行されました。2人以上の人が利用する全ての施設は原則屋内禁煙です。決められた場所以外では喫煙できません。
■ 喫煙・受動喫煙が及ぼす健康への影響について正しい知識を持って、適切に行動しましょう。
詳しくは、HP 「とうきょう健康ステーション」をご覧ください。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、有毒な粒子やガスの吸入による進行性の疾患です。
主な原因は喫煙で、他に粉塵や化学物質などが考えられます。これまで「肺気腫」や「慢性気管支炎」と言われていた疾患も、現在はCOPD に含まれ、重症化すると、少し動くだけでも息切れしてしまい、酸素吸入が必要になるなど、生活に大きく影響してしまいます。
禁煙や、生活習慣の見直し等により、病気の進行を遅らせたり、重症化を予防することができます。
- 問い合わせ
- 福祉保健局保健政策部健康推進課
03-5320-4361 FAX 03-5388-1427
- HP
- https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kensui/tokyo/kangaekata_public.html
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