花粉症に注意しましょう!〜今春の飛散花粉数は例年の1. 2倍程度〜

例年、2月中頃は花粉が飛散し始める時期です。
東京都では、花粉症の予防や治療を適切に行うことができるよう、飛散花粉数を観測するとともに、花粉飛散予測を実施しています。

- 【飛散開始日の予測】
- 2月11日から14日頃とされ、過去10年平均よりやや早めとなる見込み
※過去10年平均は2月16日頃 - 【飛散花粉の総数の予測】
- 過去10年平均の1.2倍程度、昨春の6割程度(区部では0.4〜0.5倍、多摩地域では0.6〜0.8倍)となる見込み(右図)
- 【飛散花粉の多い日の予測】
- 飛散花粉数が「多い」に分類される1日当たり30個/平方センチメートル以上飛散する日数は、区部で34日程度、多摩地域で40日程度となる見込み

福祉保健局 HP 「東京都アレルギー情報navi.」では、花粉の飛散状況を発信しているほか、花粉症の基礎知識や対応・対策、花粉症の原因となる植物の情報なども掲載しています。
また、花粉症の情報をまとめたハンドブック「花粉症一口メモ」も紹介しています。花粉症対策にぜひご活用ください!


- 【花粉シーズンの生活の心得】
- ・「風邪をひかないこと」………風邪をひくと粘膜の上皮が弱くなり、症状がひどくなることがあります。
- ・「お酒を飲みすぎないこと」…鼻づまりを悪化させる可能性があります。
- ・「たばこは控えめに」…………たばこは粘膜を傷つけるため、症状がひどくなることがあります。
- 【花粉を避ける方法】
- ・外出するとき
マスクやメガネを着用し、花粉が目や鼻などに付かないように注意しましょう。帽子をかぶることも効果的です。帰宅した際は、洋服や髪の毛に付いた花粉をよく払い落としてから家に入り、うがい・手洗い・洗顔を行いましょう。 - ・掃除・洗濯・布団干し
なるべく室内に花粉を入れないように注意しましょう。掃除の際は、掃除機の使用に加え、ぬれ雑巾やモップで拭くことも効果的です。
また、洗濯物はできるだけ屋内に干しましょう。布団は布団乾燥機の使用が望ましいですが、屋外に干した場合でも、掃除機をかけることである程度花粉を除去することができます。
- 問い合わせ
- 健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課
03-3363-3487 FAX 03-5386-7427