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感染症にかかってしまった場合は、速やかに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが、症状の早期改善と、感染拡大防止のために大変重要です。
しかし、外国人の方は、感染症を疑う症状があったとしても、日本において医療機関を受診することは、言語の障壁や受診の仕方の違いなどから、困難が伴います。
そこで、東京を訪れる外国人の方が必要な時に医療機関を受診できるようサポートする多言語対応のガイドブックを、東京都として初めて作成しました。
1 本書の特徴
外国人旅行者の目線で「すぐに使える」、「すぐにわかる」、「すぐに役立つ」小冊子とするため、以下を盛り込んで作成しました。
- (1)外国語5言語及び日本語に対応
- ・英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、スペイン語、日本語で記載
- (2)医療機関の探し方・受診の仕方を案内
- ・外国語対応可能な相談窓口等を記載 ・受診時の注意点や診察の流れも紹介
- (3)症状等を指で示せるコミュニケーションツール付き
- ・指で示して症状などを伝えることができる「ポイントシート」付き
2 配布方法
東京観光情報センター4か所(都庁、バスタ新宿、羽田空港、京成上野)において、無償で配布しています。
また、外国人の方が宿泊先で入手できるよう、都内のホテル、旅館、簡易宿所に配布するとともに、ご協力いただける観光案内所等にも配布しています。
なお、福祉保健局 HP からも自由にダウンロードできます。ぜひご覧ください。
- HP
- http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kansen/tagengoguide.html
- 問い合わせ
- 福祉保健局健康安全部感染症対策課
03-5320-4482 FAX 03-5388-1433


〈平成28年のパネル展の様子〉
「世界禁煙デー」は、たばこを吸わないことが一般的な社会習慣となるよう様々な対策を講ずるべきであるという世界保健機関(WHO)の決議により定められています。また厚生労働省においても、世界禁煙デーから1週間を「禁煙週間」と定めています。
喫煙は、がん、循環器疾患、COPDを含む呼吸器疾患、糖尿病、周産期の異常や歯周疾患等のリスクを、受動喫煙は、虚血性心疾患や肺がん等のリスクを高めるとされています。未成年者の喫煙は、脳が発達中のためニコチンなどの影響を受けやすいなど、大人よりも心とからだに影響を及ぼしやすくなるため、未成年者喫煙防止法により禁止されています。喫煙・受動喫煙が及ぼす健康への影響について正しい知識を持って、適切に行動しましょう。
■ パネル展の開催
「禁煙週間」に合わせ、5月31日(水)から6月2日(金)までの期間、都庁第一本庁舎1階中央アートワークにて、「たばこと健康について」と題したパネル展を実施します。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、有毒な粒子やガスの吸入による進行性の疾患です。主な原因は喫煙で、他に粉塵や化学物質などが考えられます。これまで「肺気腫」や「慢性気管支炎」と言われていた疾患も、現在はCOPDに含まれます。
重症化すると、少し動くだけでも息切れしてしまい、酸素吸入が必要になるなど、生活に大きく影響してしまいます。悪化してしまった肺機能は、残念ながら完全に健康な状態に戻すことは困難です。しかし、禁煙や薬物療法、酸素療法によって、病気の進行を遅らせたり、症状を和らげることができます。
詳しくは、「とうきょう健康ステーション」をご覧ください!
- HP
- http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kensui/
- 問い合わせ
- 福祉保健局保健政策部健康推進課
03-5320-4356 FAX 03-5388-1427
今月の主な内容
- 福祉保健2017年5月号 表紙
- 特集 民生委員制度創設100周年!!
- 東京を訪れる外国人の方へ 医療機関受診のための多言語ガイドブックを作成しました/5月31日は世界禁煙デー
- 5月25日から31日は脳卒中週間です/感染症を媒介する蚊対策講習会を開催します
- ハンセン病普及啓発行事 映画『あん』上映会を開催します
- お知らせ
- 「東京都アレルギー情報navi.」オープン!