東京発「ヘルプマーク」が全国共通マークに!

平成24年に東京都が作成した「ヘルプマーク」が、7月20日(木)にJIS Z8210(案内用図記号)に登録となりました。
東京都では、都営交通等でヘルプマークの配布や優先席へのステッカー標示等を行ったり、区市町村や民間企業等と連携し、ヘルプマークの普及啓発に取り組んできました。今後も、多様な主体が多様な場所でヘルプマークを活用・啓発できるように作成した「ヘルプマーク作成・活用ガイドライン」の活用促進など、更なる啓発を進めていきます。
ヘルプマークが全国共通のマークとなったことで、全国でヘルプマークを見かける機会も増えてくることが期待されます。ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席を譲る、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。
■ヘルプマークとは
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることができるマークです。
■ヘルプマークを身に着けた方を見かけたら

○電車・バスの中で、席をお譲りください。
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難だったりする方がいます。外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。
○駅や商業施設等で、声をかける等の配慮をお願いします。
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。
○災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。
視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方がいます。
- HP
- http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html
- 問い合わせ
- 福祉保健局障害者施策推進部計画課
03-5320-4147 FAX 03-5388-1413
