医療法人財団厚生協会東京足立病院の取り組み

医療法人財団厚生協会東京足立病院の取り組み

病院の概要

医療法人財団厚生協会東京足立病院は、東京都城北地区、23区最北端の足立区に位置する精神科病院です。昭和33年の開設以来、「地域の評価に耐えうる精神医療の実践」を基本理念に掲げ、地域に根ざした医療の提供を継続してきました。

平成8年よりアルコール依存症治療に取り組み、長年にわたり専門的な医療と支援を積み重ねてきました。令和3年には東京都アルコール専門医療機関として選定され、専門性の高い治療体制のもとで支援を行っています。

病院の概要

当院のアルコール医療における取組

アルコール病棟は48床の男女混合病棟で、閉鎖エリアと開放エリアの二つの機能を備えています。離脱症状や身体合併症への医療的ケアに加え、アルコールリハビリプログラム(ARP)を実施しています。ARPは学習プログラムだけでなく、ミーティングや季節行事など多彩な内容で構成され、「楽しいと感じられること」を大切にしながら回復を支援しています。断酒会やAAなどの自助グループ、DARCをはじめとした関連施設とも連携し、家族会や女性ミーティング、OB会など、入院患者さん以外への支援にも取り組んでいます。スタッフは各種研修への参加や資格取得を通じて、専門性の向上に努めています。

アルコールデイケアは、退院後や外来通院中の方が回復を継続するための場です。作業療法士と看護師が連携し、アルコール依存症に関する学習や健康管理、ストレス対処法に加え、身体を動かす活動や創作活動など、楽しみながら参加できるプログラムを提供しています。治療の継続を支えるため、「通いやすく、続けやすい環境づくり」を大切にしています。

当院では、電話相談から外来、入院に至るまで、アルコール担当職員が継続して治療に関わります。アルコール依存症は長期的な治療が必要な疾患であり、切れ目のない支援を行うことが、患者さんやご家族の安心につながると考えています。飲酒のことで悩んでいる方、治療について相談したい方は、どうぞお気軽にご連絡ください。

令和5年には、アルコール病棟・アルコール外来・アルコールデイケアの機能を統合したユニット「アルコケアあだち」を立ち上げ、より包括的な支援体制を構築しました。SNSによる情報発信やオンラインセミナー、地域イベントへの参加など、院外への啓発活動にも積極的に取り組んでいます。

医療機関URL:https://tokyoadachi-med.jp/