昭和医科大学烏山病院の取り組み

昭和医科大学烏山病院の取り組み

病院紹介

昭和医科大学烏山病院(以下、当院)は、1926年森崎半治先生により創設された、大学附属の精神科専門病院です。

1951年に昭和大学に移管されて以降、精神科患者の社会復帰活動に積極的に取り組み、昭和から平成にかけて、アルコール諸問題、高齢者の精神医療、精神科救急病床の開設・拡充(2病棟、94床)、ストレスケアを中心とする特別病床を開設してきました。

平成から令和にかけて、それまでのアルコールのみならず、薬物、ギャンブル、インターネットやゲーム等を対象としたアディクション(依存症)専門外来を開設しました。

当院は、「依存症専門医療機関(薬物依存症・ギャンブル等依存症)」ならびに「依存症治療拠点機関(ギャンブル等依存症)」として東京都から選定されています。

依存症治療拠点機関の役割

* 専門医療機関の連携拠点機関として、活動実績を取りまとめ、報告しています。
* 依存症に関する取り組みを発信しています。
* 医療機関を対象とした、依存症に関する研修を実施しています。
* 当該研修を修了した医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士または臨床心理技術者等多職種による連携の下で治療に当たる体制が整備されています。

当院の現状

ギャンブル等依存症患者数

当院の取り組み

* 自助グループへの積極的な参加を推進
具体的には、GA(ギャンブラーズ・アノニマス)に参加している当事者から、新しく受診された当事者にGAについて説明して、参加を促しています。またギャンブル依存症の家族にはNPO法人全国ギャンブル依存症家族の会のメンバーに依頼して家族会の説明をしてもらっています。

* 民間団体との連携
具体的には、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会、特定非営利活動法人ASK、NPO法人全国ギャンブル依存症家族の会、一般社団法人カハナ、一般社団法人東京グレイス・ロード、渋谷ダルク、AREA軽井沢、BASEなどと双方向に連携しています。

民間団体との連携

*ギャンブル依存症マニュアルの作成
入院から、オンラインミーティングへの参加、自助グループへの参加(病棟の門限は23時59分)、スマートフォンの携帯、スリップ時の対処方法、家族の対応方法(院内含めた家族会の案内)、退院に至るまでの内容をギャンブル障害当事者と共に作成したもので、スタッフ間での統一した対応に役立っています。

*支援者研修の実施
医療従事者を対象とした、対面およびWEBシステムを用いた講義ならびに模擬ケースのグループワーク、また学会など大きな催しにあわせて、当院の見学会を年に数回、実施しています。

医療機関URL:https://www.showa-u.ac.jp/SUHK/