東京都を志望した理由を教えてください。 私は、前職で母子生活支援施設に従事していました。様々な事情を抱え生活する子育て世帯を支援する中で、社会の生きづらさ、行政や地域と繋がることの必要性を実感しました。また、前職では行政と連携する機会も多くありましたが、特に東京都職員の熱意と専門性の高さを感じました。このような経験や出会いから、専門職としてスキルアップし児童福祉に貢献したいと思い、東京都を志望しました。 仕事をしていて、大変なことは何ですか?そんなときは、どのように対処していますか? 子ども、保護者が抱える課題は複雑で多様です。課題に向き合う過程、方法やタイミングの異なる複数のケースを同時に対応しているため、対応に悩んだり、緊急な対応が重なったりします。その時は、上司や同僚に相談をします。私の所属する部署はチームワークが良く、チーム内の誰か大変な時は自然と協力し合える環境です。チーム、職場の支えがあるので安心して仕事ができます。 児童福祉司として働く上で、大切にしていることは何ですか? 相手を知ろうとすることです。児童相談所には日々様々な通告や情報が寄せられますが、それだけでは子どもや保護者を知ることはできません。実際に子供や保護者にお会いして、事実や背景、思いを聞くことで初めて、その家庭に合った支援が見えてきます。先入観や自分の価値観だけに頼らず、相手のことを知ろうとする姿勢は、ケースワークだけでなく、日々のコミュニケーションにおいても大切にしています。
一日のスケジュール 9:00 始業 夜間連絡確認 9:30 面接記録作成等事務作業 10:30 警察から書類通告を受理 初期調査 12:00 昼休み 13:00 緊急受理会議 14:00 所内面接 16:00 関係機関と電話連絡 18:00 出張 家庭訪問 20:00 出張 家庭訪問 終業