職場の雰囲気を教えてください。 若い年齢層もここ数年で入ったことによって、年齢層も様々ということもあり、和気あいあいとした雰囲気です。私自身が1年目で右往左往しているところを先輩職員は感じ取って、進んでフォローしてくれるので、日々安心して業務に取り組めています。ケースについても気になることがあると教えてくれて、チームとして子どもと関わっていることを感じさせてくれる雰囲気があります。心理職や学習指導員、看護職の方々も頼りがいがあり、専門的な課題でわからないことを教えてくれるため、心強いです。 一時保護所で働いていて、特に印象に残っているエピソードを教えてください。 文字の読み書きができない幼児さんを担当した時に、私が日々のルーティーンに苦戦しているなか、先輩職員がその子に「お名前の練習する?」とアプローチをしてくれました。その子は、文字が書けたことにとても喜び、書けた字を職員に見せてくれました。改めて、子どもひとり一人に対して、必要なアプローチをすることの重要性を感じ、私も早くそのような支援ができるようになりたいと感じた出来事でした。後日、その先輩職員と同じ時間帯で働いた際、私に「一緒に練習してみて」とパスを出してくれました。私がその子の担当であることも汲み取って配慮してくださったことに感謝しています。 どんな人に、一時保護所職員になって欲しいと思いますか? 子どもひとり一人に対して真摯に向き合える人に志して欲しいと感じます。保護所に来る子どもは養育困難や虐待、非行など様々な事情を抱えて入所します。例えば『虐待』と一言でまとめるのは簡単ですが、一人ひとり違う家族があり、生い立ちがあります。同じケースはあり得ないなかで、どんなに小さくても一人の人として、その人の人生に関わる責任があり、最善の利益を追求するためにも真摯に向き合う必要があります。もちろん自分ひとりで子どもたちと関わるのではないため、チームとして連携ができる協調性も大切だと思います。
一日のスケジュール 8:30 始業 夜勤職員からの引継ぎ 9:30 日中の活動(散歩や工作、外部講師の活動、季節行事など) 11:45 昼食(食事介助) 食事後に午睡準備 12:30 休憩 13:30 学齢児の学習補助 14:15 幼児、午睡終了 入浴介助 15:30 おやつ 16:00 自由遊びの見守り 17:15 夜勤職員と交代。児童の記録を入力後、終業 ※日勤の場合