調査報告書
東京都若年性認知症生活実態調査(平成20年8月)
調査結果の主な内容
認知症ではないかと周囲が気づいた頃の本人の年齢
- 「50歳代」が68.1%(32人)と最も多く、次いで、「60歳以上」が25.5%(12人)
- 平均年齢は56.3歳
本人の属性
- 性別は、「男性」が51.1%(24人)、「女性」が48.9%(23人)
- 年代では「60歳代」が61.7%(29人)と最も多く、次いで「50歳代」が31.9%(15人)、平均年齢は61.6歳
- 原因疾患は、「アルツハイマー病」が41人、「前頭側頭型認知症(ピック病)」が6人
(1)性別 (n=47)
(2)年齢 (n=47)
本人の仕事の有無
- 「働いていない」が87.2%(41人)
- そのうち、75.6%(31人)は、認知症になる前は「仕事をしていた」と回答
最初に相談・受診する直接のきっかけとなったこと
- 「家族(回答者を含め)が気づいたから」が最も多く、60.9%(28人)
- 次いで、「同居していない親族の話から」、「本人の勤め先から連絡があった」がそれぞれ10.9%(5人)
- 「ご本人の訴えから」は、6.5%(3人)
毎日の介護のことで、よく相談している人
- 「ケアマネジャー、ホームヘルパーなどの介護従事者」が43.5%(20人)と高い
- 「病院・診療所」が34.8%(16人)、「同居家族以外の親族」が32.6%(15人)、「同居家族」が28.3%(13人)
- 「相談している人はいない」は17.4%(8人)
今後やりたいこと
本人に対し、現在やっていることの継続を含め、今後やりたいことは何かを尋ねたところ、
- 「旅行をすること」、「友人や仲間に会うこと」がそれぞれ31.4%(11人)と多く見られた。
- 次いで、「家でのんびり過ごす」が28.6%(10人)、「スポーツをするなど、運動など身体を動かすこと」が25.7%(9人)
調査報告書
- ※PDFによる入手が困難な場合は、高齢者施策推進部在宅支援課認知症支援担当までお問い合わせください。