5月31日は世界禁煙デーです

世界保健機関(WHO)は、喫煙しないことが一般的な社会習慣となるように様々な対策を講ずるべきであるとして、毎年5月31日を「世界禁煙デー」と定めています。
また、厚生労働省においても、世界禁煙デーから1週間を「禁煙週間」と定めています。
喫煙は、がん、循環器疾患、
自分や周囲の人のことを考えて、ぜひ、この機会に禁煙しませんか?
禁煙に取り組んでみましょう

「たばこが身体に悪いことはわかっているけどやめられない。」と思っている方、それはあなたの意思が弱いからではありません。たばこに含まれるニコチンには、依存性があるため、正しい知識を身に付けて禁煙に取り組む必要があります。
禁煙を希望していながらなかなか取り組めない方や、喫煙率が特に高い30歳代から40歳代の男性の方を対象にしたリーフレットを作成しました。禁煙を成功に導く具体的な工夫などを分かりやすく紹介しています。HPからダウンロードできるほか、ご希望の方には郵送も行っていますので、禁煙のきっかけに、ぜひご覧ください。(※)
また、禁煙治療をご検討の方向けに、ニコチン依存症治療に保険が適用される都内の医療機関一覧をHPに掲載しています。
HP https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kensui/kitsuen/kinen_sapo/
(※)郵送のお申し込みは、在庫がなくなり次第終了となります。
知っていますか? COPD

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、有毒な粒子やガスの吸入による進行性の疾患です。
主な原因は喫煙で、重症化すると、少し動くだけでも息切れしてしまい、酸素吸入が必要になるなど、生活に大きく影響します。
1日に何度も咳が出る、呼吸をするとヒューヒュー音がするなどの気になる症
状がある方、「風邪が長引いているのかな」、「運動不足なだけだよ」、「受診するほどじゃないよね」と考えず、まずはかかりつけ医で受診しましょう。
また、COPDの予防の基本は禁煙です。喫煙習慣がある方は、禁煙に取り組みましょう。
HP https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kensui/copd/index.html
受動喫煙防止のための制度について
2020年4月1日に、「改正健康増進法」及び「東京都受動喫煙防止条例」が全面施行され、2人以上の人が利用するすべての施設は、原則屋内禁煙です。決められた場所以外では、喫煙できません。
また、屋外など喫煙を禁止されていない場所であっても、喫煙者は、周囲に受動喫煙が生じないように配慮する必要があります。
「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」では、いかなる場所でも、子どもに受動喫煙をさせることのないよう努めるなど、都民や保護者の責務に関する規定を定めています。制度の詳細はHP をご覧ください。
HP https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kensui/tokyo/kangaekata_public.html
- 問い合わせ
- 保健政策部健康推進課
03-5320-4361 FAX 03-5388-1427