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「とうきょう認知症希望大使」について

「とうきょう認知症希望大使」とは

    

令和元年6月に策定された「認知症施策推進大綱」(令和元年6月18日認知症施策推進関係閣僚会議決定)では、認知症のある人が自らの言葉で語り、認知症になっても希望を持って前を向いて暮らすことができている姿等を積極的に発信していくことが掲げられています。
東京都では、都民への認知症の理解の促進及び認知症のある人からの発信を支援する取組を推進するため、「とうきょう認知症希望大使」を設置しています。

    

「とうきょう認知症希望大使」(令和7年9月1日から令和9年8月31日任期)の任命について

(1)任命日   

令和7年9月1日(月曜日)

(2)人数

6名

(3)活動内容

  • 都が行う認知症の普及啓発活動への参加・協力
  • 区市町村が行う認知症の普及啓発活動への協力
  • その他、都が必要と認めた用務
  •     

大使プロフィール

※年齢は任命日(令和7年9月1日)時点

飯塚 正義(いいづか まさよし)さん

 江東区在住、65歳
 建築会社や業界団体に勤務し、日本建築学会委員としても活躍。61歳の時に若年性アルツハイマー型認知症と診断される。写真撮影が趣味。
 経済産業省主催のイベントなどで作品を展示。江東区の認知症講演会などで当事者としての思いを伝える。
 ☞飯塚さんから一言『認知症であってもなくても、人生は一度切り。楽しまなければ損だと思います。毎日を楽しんで暮らしましょう。』


岩田 裕之(いわた ひろゆき)さん

 板橋区在住、59歳
 印刷会社の制作部でデザインの制作や取材に携わってきた。現在は、板橋区及び千代田区の認知症本人ミーティング(※1)に
 ファシリテーターとして参加し、チラシ作成も担当するほか、様々な講演や取材、インタビュー等を行っている。
 ☞岩田さんから一言『認知症にはもの忘れだけで無く色々な認知症があることや同じ認知症でも1人ひとり違うこと。
 外に出て人と会って話すことで仲間や社会との繋がりができる大切さを伝えたいと思います。』


遠藤 浩市(えんどう こういち)さん

 清瀬市在住、72歳
 映像機器の設計施工をした後、電気主任技術者として設備管理を担ってきた。68歳の時にアルツハイマー型認知症と診断された後、現在は
 地域密着型デイサービスにボランティア兼利用者として通い、また、清瀬市のチームオレンジ(※2)等で活動している。
 ☞遠藤さんから一言『認知症だからと言って偏見を持たずに気軽に話しかけてください。』


長田 米作(おさだ よねさく)さん

 練馬区在住、92歳
 紳士服を縫製する職人として、個人商店を営んできた。
 現在は、体操教室に通ったり、練馬区の田柄地域包括支援センターの認知症本人ミーティング(※1)に参加し、参加者からの相談に乗るなど、
 交流を楽しんでいる。
 ☞長田さんから一言『みんなで集まることが大事だと思います。まずは集まってみよう!』 


さとうみき さん

 武蔵野市在住、49歳
 大学病院等で秘書として勤務してきた。43歳の時にアルツハイマー型認知症の診断を受けた後、デイサービスの当事者スタッフとして勤務し、
 執筆、講演、ピアサポート活動を行う。また、子どもたちとの語り、学生への講義にも力を入れている。
 ☞さとうさんから一言『認知症は特別なことではありません。目の前の人を「ひとりの人」として出会い「認」め合い、「知」ること。
 「わたしを生きる」「いまを生きる」の言葉を大切に。私たちは「ひと足先に認知症になっただけ」』


能任 智子(のと ともこ)さん

 昭島市在住、72歳
 自治体職員として、約30年間保育園の給食調理業務に関わってきた。66歳で認知症を発症し、症状は緩やかに進行している。
 68歳の時、夫が倒れたが、迅速に救急車を呼び命を救った。今は夫と施設に入所し、互いに支え合い「私は私」と自分らしく生活している。
 ☞能任さんから一言『診断後も、自分自身、特に変わってしまったという認識はありません。多少なりとも周りには迷惑をかけているのかもしれませんが、 “自分の
 思ったまま行動してもいいのでは”と声を掛けてもらったので、そのようにしています。』


 (※1)認知症本人ミーティング:認知症の本人が集い、本人同士が主になって、自らの体験や希望、必要としていることを語り合い、自分たちのこれからのよりよい暮らし、
    暮らしやすい地域のあり方を一緒に話し合う場のこと。
 (※2)チームオレンジ:認知症と思われる初期の段階から、心理面・生活面の支援として、市町村がコーディネーターを配置し、地域において把握した認知症の方の悩みや家族の身近な
    生活支援ニーズ等と認知症サポーター(基本となる認知症サポーター養成講座に加え、ステップアップ講座を受講した方)を中心とした支援者をつなぐ仕組み。

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