東京フィフティ・アップBOOK
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悠々自適。退職金や預貯金、年金でゆったり、やりたいことを楽しむ…。50代以上の方が、「引退後」と聞いてまず思い浮かべるのは、こんな生活イメージでは?1960年代~1970年代、高度成長期の日本で、多くの人が目指す理想は「高校や大学を卒業し、就職して結婚。夢の団地に住み、家族は4人。マイカー、やがては郊外に一戸建てのマイホーム購入。そして定年。悠々自適へ…」というライフスタイルでした。 1990年代まではこのように理想像もワンパターンでしたが、現代は社会情勢も、個人のあり方も変化しています。価値観も雇用形態も多様になり、目指す理想像もいろいろです。平均寿命も、引退後の老後の時間も長くなりました。そんな将来を元気に、自分らしく、どう生きていくか、既成の概念にとらわれず、新しい発想で考える時代なのです。87Part 2 夢を実現するために50からできること

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