東京フィフティ・アップBOOK
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「病気がない状態が健康」と考える人は多いことでしょう。でも年を重ねて心身の衰えや不調を感じ、病気になったり介護が必要になっても、自分らしさをあきらめる必要はありません。ときに必要な支援を受けながらも生き生きと暮らす方々や、それをサポートする取り組みが各地で増えています。健康は「身体的機能、日常機能、心の状態、社会参加、生活の質、生きがい」の6つで成り立つとする、ポジティヴヘルスという考え方が最近注目されています。ここで大きな役割を果たすのが「生きがい」です。誰しも年を重ねれば心身の衰えや不調を経験するものです。病気と付き合いながらも生き生きと暮らす方も増えています。長寿の形はさまざま支援を受けながらも自分らしく衰えても自分らしく過ごすことはできる134

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