東京フィフティ・アップBOOK
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社会参加の形は、仕事、ボランティア活動、学習・趣味、友人・近所付き合いなどさまざまです。上の図のように、健康なうちにいろいろな活動をしておくと、「団体行動が大変になったら気楽な友人との付き合いへ」など、健康度に合わせてスムーズに社会参加の形を切り替えることができ、最後まで楽しめる活動が何かしら残ります。そのためには、今から趣味やボランティア活動を始めておくとよいでしょう。特に男性は、退職後に社会参加をしようと思っても難しいと感じるケースが多いので、早めの準備が必要です。現役中に趣味や学びなど何か活動を始めよう生活機能可能な社会参加活動介護が必要な高齢者**支援が必要な高齢者*一般的な高齢者60%10%10%20%極めて健康な高齢者低い高い仕事通所サービス友人・近所付き合い学習・趣味ボランティア活動仕事だけ、趣味だけではなく、いくつかの活動をしておくと、健康度に合わせてスムーズな切り替えができる。高齢者の生活機能(=健康度)による分布と社会参加活動*、**は生活機能による一般的な分布であり、介護保険における要介護認定基準の「要支援」「要介護」とは異なる「高齢者の生活機能(=健康度)による分布と社会参加活動の枠組み」藤原佳典(2014)より改変齢者127Part 4 健康長寿のために

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