佐藤福祉局長・雲田保健医療局長 年頭あいさつ

令和6年の年頭に当たり、新年のご挨拶を申し上げます。
元旦に発生した能登半島地震により、お亡くなりになられた方々に、心より哀悼の意を表します。また、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。被災地からの要請や早期の復興に向けて、現場の最前線で対応する保健医療局及び福祉局、両組織の特性を生かした専門職等の派遣や物資の提供など迅速に対応するとともに、保健、医療、福祉などの各機関とも連携しながら被災地を支援してまいります。
都民の皆様、関係機関・関係団体の皆様におかれましては、日頃から福祉・保健・医療行政にご理解とご協力を賜り、感謝しております。
東京の福祉、保健、医療を取り巻く社会経済情勢は、変化のスピードを速めており、一段と進んだ少子高齢化、共生社会の実現に向けた機運の高まり、5類へ移行した新型コロナウイルスへの対応、デジタル化の潮流の加速など、都民が求めるニーズや社会的課題は、高度化、多様化の一途をたどっております。
こうした中、都民ニーズや社会的課題に迅速かつきめ細かく対応していくため、福祉保健局は、昨年7月に福祉局と保健医療局に再編しました。 また昨年は、物価高騰の影響から都民や事業者を守るための緊急対策として、医療・福祉施設への光熱費等の緊急支援などの取組も実施してきました。
本年は、福祉局では、高齢者保健福祉計画や障害者・障害児施策推進計画など、保健医療局では、保健医療計画や感染症予防計画などの改定、中間見直しを行うほか、 次のような課題に取り組んでまいります。
福祉分野においては、健康長寿社会を見据えた環境づくりに向けた介護サービス基盤の整備や認知症施策の推進、障害者が地域で安心して暮らすための基盤等の充実などに取り組んでまいります。
また、保育サービスの充実や児童相談体制の強化など、子供や子育て家庭への実効性ある施策を講じるとともに、低所得者・離職者等の生活の安定に向けた支援、福祉人材の確保・定着・育成への取組の充実なども積極的に進めてまいります。
保健・医療分野では、進展する高齢化等に伴う医療ニーズの質・量の変化に対応するため医療機能の分化や連携を推進し、都民の安心を支える医療提供体制の構築や地域包括ケアシステムの深化を進めてまいります。また、疾病・事業の特性に合ったデジタル化の推進やオンライン診療の活用など、医療DXの推進にも取り組んでまいります。
新たな感染症危機への備えに対しては、都が主導的な役割を担いながら、保健所設置区市や関係団体とも緊密に連携し、有事に備えた医療機関等との協定締結など、体制構築を着実に進めてまいります。
さらに、各種相談事業や申請手続きにおけるデジタル化・キャッシュレス化の推進や事業者へのデジタル化支援策等の取組を一層加速するとともに、デジタル技術を最大限に活用し、都民がサービスの質の向上を実感できるよう「都民サービスのDX」に取り組んでまいります。
「DX」のX(変革)を力強く進めるため、その突破口として、子供や子育て世帯を社会全体で応援する「こどもDX」を、国、区市町村、民間の推進団体等と共に推し進めてまいります。
本年も、都民生活を守るため、福祉保健局として培ってきた知見やノウハウを継承しつつ、福祉・保健・医療行政の更なる充実に向けた施策を講じていくとともに、分野横断的な課題に対して、両局が連携して機動的かつ的確に対応してまいります。
結びに、本年は辰年、想像上の生き物の年です。想像力を羽ばたかせながら、都民の皆様の日々の安全・安心のためにできることを、考え実行していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
- イベント
- 「東京ホームタウン大学2024」 を開催
「いくつになっても、いきいきと暮らせるまちをつくる」を合言葉に、人がつながり、安心して暮らせる地域づくりを応援する「東京ホームタウンプロジェクト」は、今年も1日限りの「大学」を開校し、専門家による講演や地域福祉に携わる団体による活動報告などを行います。
価値観の多様化がより一層進むなか、どのようにつながりを築いていくのか。働き方や定年の概念も変化する今、地域にどのように踏み出せばいいのか。一緒に考えてみませんか?
- 内容
-
・メインセッション:
「2025年、そして、その先へ。超高齢社会・東京のこれまでとこれから」・テーマ別分科会:
分科会① トークセッション「高齢化×○○」
分科会② 事例発表「仕事の経験を地域で活かす」
分科会③ 講座「新たな一歩の踏み出し方」
・クロージングセッション:
「さぁ、地域に踏み出そう!東京を“ホームタウン”にするための提案」
など・同時開催:地域参加のトビラ見本市(地域活動団体による活動紹介ブース)
- 対象
- 地域貢献活動に関心を持つ企業・団体・個人の方、地域福祉の活動に取り組む地域団体・NPO の方、社会福祉協議会・行政関係者の方
- 日時
- 2月17日(土曜日)13時から17時30分まで(開場12時30分)

- 会場
- 東京大学 伊藤国際学術研究センター
- 費用
- 無料
- 定員
-
400名(分科会の定員は会場ごとに異なります。)
※定員を超えた場合は、2月12日(月曜日)に受付を締め切り、抽選とさせていただきます。抽選結果については2月14日(水曜日)に事務局からご連絡いたします。
- 申込
- イベント当日17時までに、下記ホームページからお申し込みください。
-
- 問い合わせ
-
東京ホームタウンプロジェクト事務局
◆電話 050-1807-5753
-
福祉局高齢者施策推進部在宅支援課
◆電話 03-5320-4271
- ホームページ
- 東京ホームタウン大学2024
- お知らせ
- 1月・2月は「はたちの献血」キャンペーン期間!
~ 10代・20代の皆さんの献血がもっと必要です~
~ 10代・20代の皆さんの献血がもっと必要です~
寒さがきびしくなるこれからの季節は、風邪やインフルエンザの流行などにより、献血者が減少しがちです。特に、10代・20代の献血協力者が減少しています。
東京都では、1月1日から2月29日までの2か月間、「はたち」を迎える若者を中心に広く都民の皆さんに向けて「はたちの献血」キャンペーン※を実施します。
この機会に、ぜひ献血へのご協力をお願いいたします。
※キャンペーンは厚生労働省、都道府県及び日本赤十字社により全国一斉に行われます。
- 日時
- 1月1日(月曜日)から2月29日(木曜日)まで
- 献血会場
-
都内13か所の献血ルーム
詳細は東京都赤十字血液センターホームページをご覧ください。

-
- 問い合わせ
-
保健医療局保健政策部疾病対策課
◆電話 03-5320-4506
- ホームページ
- 「はたちの献血キャンペーン」
- お知らせ
- 令和5年度 若年性認知症介護・障害事業所向け研修会
本研修会では、介護サービス及び障害福祉サービス事業所等の皆様に、若年性認知症の人の受入れを進めていくための知識や「通いの場」を作っていくための「実践ポイント」、実践事例をお伝えします。
オンラインでご参加いただけますので、この機会にぜひご受講ください。
- 対象
- 都内の介護サービス及び障害福祉サービス事業者、行政職員、若年性認知症支援に関わる方
- 日時・会場
-
1月26日(金曜日)14時から16時まで
※オンライン(ライブ配信方式)での実施となります。
※終了後、申込者限定で動画配信を予定しています。
- 費用
- 無料
- 定員
- 400名
- 申込
- 1月19日(金曜日)までに、下記ホームページの申込フォームよりお申し込みください。
-
- 問い合わせ
-
福祉局高齢者施策推進部在宅支援課
◆電話 03-5320-4276
- お知らせ
- 令和5年度 若年性認知症企業向け研修会
本研修会では、企業・団体の人事・労務担当者等を対象に若年性認知症についてより知っていただくため、若年性認知症に関する基礎知識、企業が利用できる支援、企業・団体における就労支援への取組事例などをお伝えします。
オンラインでご参加いただけますので、この機会にぜひご受講ください。
- 対象
- 企業・団体の人事・労務担当者、産業医、若年性認知症支援に関わる方など若年性認知症の理解を得たいと考えている方
- 日時・会場
-
2月13日(火曜日)14時00分から16時00分まで
※オンライン(ライブ配信方式)での実施となります。
※終了後、申込者限定で動画配信を予定しています。
- 費用
- 無料
- 定員
- 1,000名
- 申込
- 2月6日(火曜日)正午までに、下記ホームページの申込フォームよりお申し込みください。
-
- 問い合わせ
-
福祉局高齢者施策推進部在宅支援課
◆電話 03-5320-4276
- ホームページ
- 令和5年度 若年性認知症企業向け研修会(オンライン開催)
- お知らせ
- ~人生は続くから、がん検診も続けよう~
退職後のがん検診の継続を呼びかける動画を配信中
退職後のがん検診の継続を呼びかける動画を配信中
-
俳優の東ちづるさんが退職後のがん検診の継続を呼びかける動画を配信しています。ぜひご覧ください。
がんを早期発見するためには、定期的ながん検診の受診が大切です。
退職してもお住まいの区市町村でがん検診を受けましょう。
以下のサイトから動画を視聴できます。(東京都公式動画チャンネル「東京動画」)
がん検診普及啓発動画
-
- 問い合わせ
-
保健医療局保健政策部健康推進課
◆電話 03-5320-4367 ◆FAX 03-5388-1427
- ホームページ
- 受けよう!がん検診
- お知らせ
- 特養・老健をお探しの方へ
都では、特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)など高齢者が入所できる施設の一覧を作成し、ホームページに掲載しています。入所施設を探す際は、西多摩特養ガイドや老健空床情報検索システムで事前に空き状況を調べることもできますので、ぜひご活用ください!
西多摩地域(青梅市、奥多摩町、羽村市、福生市、瑞穂町、あきる野市、日の出町、檜原村)は東京都心から西へ約60分。特別養護老人ホームの数が多く、都心よりゆとりがあり、老舗が多いのが特徴です。西多摩特養ガイドでは、施設の特徴や入れるまでの期間による検索ができるほか、気になる施設にその場で一括申込や資料請求をすることができます。

老健は、在宅生活への復帰に向けたリハビリを中心とする医療ケアと介護を必要とする場合に入所する施設です。一般社団法人東京都老人保健施設協会では、入所・ショートステイ・通所リハビリテーションの空き情報と訪問リハビリテーションの検索システムを設置しており、医療的管理を必要とする方の受入状況や申込方法も閲覧できます。

-
- 問い合わせ
-
福祉局高齢者施策推進部施設支援課
◆電話 03-5320-4264
-
【西多摩特養ガイド】
西多摩特養ガイド事務局
◆Eメール tokuyo(at)nishitama.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。
-
【老健空床情報検索】
一般社団法人東京都老人保健施設協会事務局
◆電話 03-6380-4351
- お知らせ
- 点字で税額などをお知らせします
都では、視覚障害者の方のために、納税通知書をお送りする際に点字で作成したお知らせを同封しています。対象となる税金は、「自動車税種別割」「個人事業税」と23区内の「固定資産税・都市計画税」です。お知らせする内容は、「税金の種類」「納税義務者氏名」「納税通知書番号」「納期限」「税額」「問合せ先」です。
このサービスを希望される方は、東京都主税局相談広報班まで、住所・氏名・電話番号・希望する税金の種類をお伝えの上、お申し込みください。令和6年2月末までにお申し込みいただければ、令和6年度分から点字のお知らせを同封します。
なお、既にご利用されている方は、改めてご連絡いただく必要はありません。

-
- 問い合わせ
-
主税局総務部総務課相談広報班
◆電話 03-5388-2925
- ホームページ
- 点字で課税の内容をお知らせします
- 講座・講習会
- 老年学・老年医学公開講座
「新常識!?脳疾患の最新治療とリハビリテーション」
「新常識!?脳疾患の最新治療とリハビリテーション」
健康寿命を延ばすための脳疾患の治療について、脳卒中、水頭症、リハビリテーションの3つの観点から、健康長寿医療センターの3名の医師がお話しします。
- 講演内容
-
1.脳卒中に対する脳神経外科治療とその進歩
2.水頭症かもしれません~ふらつく・ぼんやりする・トイレに間に合わない~
3.脳神経疾患のリハビリテーション
- 日時
- 1月26日(金曜日)13時15分から16時まで(12時45分開場)
- 会場
- 板橋区立文化会館 大ホール(板橋区大山東町51-1)
-
-
- 定員
- 1,200名(当日先着順)
- 費用
- 無料
- 申込
- 不要(直接会場にお越しください)
-
- 問い合わせ
-
東京都健康長寿医療センター総務係広報担当
◆電話 03-3964-1141
- ホームページ
- 第168回老年学・老年医学公開講座
- 講座・講習会
- 食の安全都民フォーラム「おいしく安全に肉料理を楽しむには」をオンライン配信中
主に食肉を原因として発生する食中毒の基礎知識をはじめ、近年脚光を浴びているジビエや低温調理について専門家がわかりやすく解説しています。意見交換では、都民の皆様から寄せられた質問にお答えしています。
※視聴無料(通信費は除く。)

- 配信期間
- 令和6年3月15日(金曜日)まで
-
- 問い合わせ
-
保健医療局健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課
◆電話 03-3363-3472
- ホームページ
- 令和5年度食の安全都民フォーラム
- 講座・講習会
- おくすり講座「知っておきたい薬の話」をオンライン配信中
薬を使うときのポイントや、かかりつけ薬剤師・薬局の利用の仕方などを紹介する動画を配信しています。ぜひご覧ください。
以下のサイトから動画を視聴できます。(東京都公式動画チャンネル「東京動画」)
- 配信期間
- 現在配信中(当分の間、視聴可能)
-
- 問い合わせ
-
保健医療局健康安全研究センター食品医薬品情報担当
◆電話 03-3363-3472