管理職候補者Oさん入都19年目チーフチーフチーフとしてチームのケースの進行管理やスーパーバイズ、担当地域の自治体との調整窓口等を担う 児 童 福祉司 として児 童 相談 所4所に勤務しましたが、担当する地 区によって地 域 性が 異 なるので、多様な背景を持つお子さんに寄り添い、支援のノウハウを身に付けてこられたと感じています。経 験を重ね、チーフ、課 長 代 理とキャリアは着実にステップアップしてきました。 経験の浅い児童福祉司に助言することが自然と増え、若手がそれをしっかり受け止めてくれて、組織全体が活性化していくのを見るのはうれしかったですね。 現在は、「総合連携担当」という、東 京都と区市町村が一体となって広域的・専門的な課題に対応するための総合調整を行う部署で、相 談 援 助 業 務 の 標 準 化や 個 別ケースに係る専門性向上、人材育成の共同推 進をオール東 京で進める業務を担っています。都内の児 童 福 祉全体を俯瞰することで新たな気付きもありますし、東京都でなければ経験できないスケールの大きな仕事ですね。 東京都なら学べるものが大きいと考え、任期付採用でもやれるだけやりたい!と転職 民間のカウンセリング機関で働いていた時に、子供の頃に親からの不適切な関わりで理不尽な思いをして、それが大 人になってからの生きづらさにつながっている方が多くいらして。 心が苦しくなる程のつらい経験を聞かせてくれた方々と接する中で、この方がもっと早く何らかの支援を受けられていたら…と悩み、現地 区 担 当の児 童福祉司として勤務B児童相談所4年間A児童相談所4年間C児童相談所3年間任期付採用キャリア活用採用change在進行形の困りごとに一緒に向き合い支えることで、今だけでなくその先の人生までもより良い方向へと変えていけないだろうかと考えたことが、児童福祉分野で専門性を高めていく道を選んだきっかけの一つになっています。34VIEW MOREインタビュー動画公開中!視聴はこちらからキャリアビジョン4 子供の笑顔を守りたい!生きづらさの背景に虐待の影が…児童福祉の道を進んでいきたい多くの児童相談所を経験して着実にステップアップ児童福祉分野で専門性を高める
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