2025-07東京都福祉職パンフレット改定_6-e-book用-1015
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女性相談支援センター職員Iさん入都9年目児童相談 所の 一 時 保護 所の職員として、学齢 女子の生活を支援しながら、子供の生活場面や行動を見立てる業務に従事 希望が 叶って採 用と同時に児童福祉司になりましたが、実際に働いてみて、本当に幅広いスキルや知 識を求められる仕事だと痛感しました。未熟な自分が先輩と同じようにケースを担当してよいのか?と思い悩むことも多く、まずは視 野を広げて多様な経験を積みたいと、不安を抱えながらも異動を決意しました。 そんな 折、1年目からずっと関わってきた保護者の方に「出会えてよかった」と涙を浮かべながら言っていただけて、私が関わったことが少しでもプラスになったのだと初めて自信を持てたことを今でも鮮明に覚えています。 今振り返ってみると、子供や保護 者と実直に向き 合う中で自分をとても強くさせた3年間で。あの日々があったからこそ、現在の複雑で多岐に渡る女性相談 支援センターでの支援においても、自信のなかった自分自身を少し心強く思えるくらいには成長できたのかなと思います。児童相談所で地区担当の児童福祉司として勤務。18歳未満の子供や保護者等からの相談に応じ、調査や必要な援助の検討を行うなどのケースワークに従事児童相談所3年間一時保護所2年間change 学生時代から子供や家庭、それを取り巻く環境に関心を持ち、児童福祉司を目指していました。就職先を検討する中で自治体によって経験できることが異なると感じ、東 京都であれば 密度の濃い支 援が実現できると思って東京都を選びました。規模が大きく様々な職場があるため、児童福祉司希望ではありましたが、選択肢の広がりも魅力に感じていました。 採用後は、様々な福祉の職場を経験しており、児童相談所の児童福 祉司として3年間、一 時 保護 所で2年間、そして現在は女性相談支援センターで、若年女性や高齢の方まで幅広く女性の支援に携わり4年目になります。32VIEW MOREインタビュー動画公開中!視聴はこちらからキャリアビジョン3 いろいろな分野を経験して、採用東京都ならではの密度の濃い支援と選択肢の広がりが魅力悩みが尽きなかった3年間が自信をくれた幅広い福祉のスキルを身に付ける

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