キャリアビジョン憧れる管 理 職との出会い管理職候補者として本庁で事業運営等に携わり視野が広がる多様な分野で政策の企画・立案等を担当。全国を取りまとめる首都 東京ならではの仕事も障害分野で利用者の直 接支援に従事本 庁 の 事 務 部 門や 児 童 相 談 所 の保 護 所 職 員 や 児童福祉司を経験所長Kさん入都37年目採用change5年目8年目主任昇任15年目管理職選考合格18年目課長昇任30年目部長昇任 本 庁 課長として社 会 的 養 護や自殺 対 策など多岐に渡る業務を経 験してきました。仕事の在り方は東 京都全体の福 祉をどう底 上げするかに変わりましたが、ベースにあるのは、現場で大切にしてきた、人の幸せのために何ができるのか、ということでしたね。 この頃の私は、福祉職の仕事といえば、現場で利用者の方を直接支援することだと思っていました。 そんな中、颯爽とマネジメントをこなす福祉職の課長と出会い、正直「かっこいいな、こんな風になりたい」と憧れるようになりました。 自分の可能性を狭めず色々なことにチャレンジしたいと、管 理 職の道を志しました。 管理職候補者として、企画・立案に携わり道なきところに道を創る仕事をしたり、事業運営に関わり利用者支援の裏方を担ったり。今までとは見える世界ががらっと変わりました。 福祉職を長年続けてきて、やっぱり人を幸せにできるのは人なんだなと感じています。福祉の最前線である現場と俯瞰的に東京都全体のことを考える仕事。 東京都には、福祉の道を極めていけるだけのフィールドがあります。「誰一人取り残さない社会」の実現のために、一人ひとりの幸せを一緒に紡いでいく。東京都が目指しているものを突き詰めていきたいと思ったから、ここまで東京都一筋で働き続けてきたんだと思います。 仕事をこんな風に進めていきたい、こんなことを目指したい、という思いは誰もが持っていると思います。管理職になると、企画業務から具体的な取組方針の決定、人材活用の仕方など、より大きなスケールでそれを実現していくことができます。 職員の総力を結集させ、職場が一丸となって課題を乗り越え、形にしていく先導役を務めることは、管理職ならではの仕事のやりがいだと思います。31障害分野の施設等で経験を積んだ後、管理職へ。幅広い分野で政策の企画・立案等に携わる。現在は児童相談所長(部長級)を務める入都15年目管理職選考合格、視野を広げてくれたチャレンジ入都18年目管理職へキャリアビジョン2 見える世界が変わる!組織を担う管理職として働く入都5年目憧れる管理職との出会いturning point東京都の管理職として、今思うこと管理職の仕事の魅力
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