2025-07東京都福祉職パンフレット改定_6-e-book用-1015
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第一 子を授かり、キャリアビジョンが変化出産後1年間育休取得。復職し子供を保育園に通わせながら第二子出産、3年間の育休を取得育 児 短 時 間 勤 務制度を活用しながら復職民間高齢者施設での勤務 は 楽しかった が 、業務の広がりを求めて東京都に転職一時保護所職員Sさん入都28年目フルタイム勤務に復帰後、主任 選 考に合 格、現 在は課 長 代 理として一 時 保 護所のマネジメントに従事 採用change7年目10年目第2子出産13年目復職17年目フルタイム勤務 復職時は、育児短時間勤務制度を活用しました。早く帰らせてもらうことで、保育園のお迎えや夕食準備も余裕をもってこなせました。 その後、月3回の夜勤を伴う児童相談 所の一時保護 所でフルタイム勤務に移行しましたが、家族の支えもあり、支障なく取り組むことができました。  全てが子供中心の生活だった育休から復帰した時、生活は一変したのですが、仕事を辞めたいという気持ちよりは、納得感の方が大きかったですね。 自分自身でキャリアプランを立てて、子供が小学校に上がる時にはまたフルタイムで仕事をするんだという見通しも持っていましたし、制度を最大限活用したことで、自分ができる限りのことをして子供と向き合う時間を作れたという気持ちだったと思います。 制度がしっかりしている安心感が魅力ですね。制度を自分に合った形で選択して活用できますし、仕事を離れても「戻れる場所がある」と信じられることは大きな支えになりました。 また、人事担当や上司、同僚はいつも協力的で、働きやすい環境を作ってくれました。育児と仕事の両立には、制度だけでなく、周囲の理解やサポートが欠かせませんが、そのどちらも揃っているのが東京都の強みだと実感しています。 結婚した頃は、仕事一筋でしたが、幸運にも第一 子を授かると、この子と少しでも長く一緒にいたい、育児にしっかり向き合いたい、と思うようになりました。 東 京都では育休 が 最 大3年まで 取 れるため 、計 画 的 に 第 二子も妊娠。出産後の3年間育休を取得しました。 当時、3年間休む人はほとんどいなかったのですが、先輩たちが温かく送り出してくれて。職 場の理解があったことはありがたかったです。 育休中は、子供とずっと一緒にいられる時間が本当に幸せで、かけがえのない大 切な時間になりました。30出産を機に、子供を最優先にしながら働きたいとキャリアビジョンが変化。現在は一時保護所の課長代理を務める、二児の母入都7年目子供の存在が働き方を変えた入都10年目子供と心身ともにずっと一緒に過ごした3年間の育児休業入都13年目育児短時間勤務も活用し、その後フルタイム勤務へキャリアビジョン1 子育てが最優先!育児に関するturning point育児と仕事を両立して、今思うこと東京都の育児支援制度の魅力サポート制度を最大限活用しながら働く

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