職員インタビュー児童福祉司（令和 6 年度の研修例）フランスの子育て家庭への早期支援についてフィンランドの虐待の未然防止・妊娠期からの切れ目ない支援の取組についてベルギーの子供の権利擁護についてスウェーデンの虐待防止に係る関係機関同士の連携についてたが、研修制度が 充実しているので、安心して業務に慣れることが出来ました。経験に応じて、基 礎的な研修だけでなく、ステップアップしていくための研修も多くありますし、参加者が自ら企画する海 外 研修もあります！ 海外研修には、私も今年度参加するので楽しみにしています。担当チームのメンバーと協力して検討しますが、その過程では、子供を取り巻く様々な地域の関係機関と情報 交換を行います。関係機関は立場によって、見立てや意見が異なる場合もあり、その子にとって最も良い方向に集約することは難しいのですが、「子供の最善の利益」のために立場を超えて共に考えていくというところはすごく魅力的だなと感じます。 一時 保護をしたお子さんを家庭復帰させることを児童相談所が決定した場合にも、子供家庭支援センターや保育園、学校、医療機関など、本当に多くの機関が集まって関係者会議を行います。その際、例えば児童相談 所としては、帰宅させて良いと判断していても、他の機関からは、様々な意見が出されることもあります。児 童 相談 所からは見えなかったことが 他の機関の方からだと見えたりすることもありますので、家庭復帰にあたっては、各機関の視点を大切に共有し、家庭復帰後の見守りを分担するなど、常に連携を図っています。この関係機関との協働が大きな成 果を生み出し、自分自身も成長させてくれると感じています。新任期の不安を払拭してくれた研修制度 新卒で児 童 相談 所に配 属された直後は不安でし地域の関係機関との協働で子供を守る 児童相談 所が関わったお子さんの援助の方針は、「ありがとう」が力になる 私が一番やりがいを感じるのは、担当になったお子さんや保護者の方から「ありがとう、あなたが担当になってくれて良かった」ということを言っていただける時です。子供にとっての最善の利益を追求する中で、そのような言葉をかけてもらえると報われた気持ちになります。 児童相談所の仕事は、子供の人生を大きく左右するほど責任が重く難しい仕事ですが、日々心を動かされ、大きなやりがいを感じるかけがえのない仕事です。皆さんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。 東京都では、児童相談所職員が実際に世界各地に渡航し、現地の先進事例を学ぶことができる海外研修があります。 企画段階から全て職員自身の手で行い、海外での先進的な取り組みを学ぶことで、視野を広げ、より柔軟で多様な発想ができる人材の育成を目指しています。東 京都の充 実した研 修制 度における魅 力の一つです。15東京都 nice point！海外研修（国際競争力強化プロジェクト）
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