


武田薬品(株) 社内イベントや患者さん向けウェブサイトでの啓発活動を実施
武田薬品は、「タケダイズム(誠実:公正・正直・不屈)」を根幹に、「優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する」というミッションの実現に向けて活動している製薬企業です。
”患者さんのためにこれまで以上に何ができるか?”
常にこの問いかけから物事を考えています。
以前よりヘルプマークの存在を知っていた社員がある日電車に乗った時、ヘルプマークをつけた人を見かけました。しかしその存在を知っていたものの、具体的にすべきサポート内容を知らなかった事に気づきました。居合わせた乗客の多くは、ヘルプマークすら認識していない様子でした。もしかして社員もあまり知らないのでは・・・?実際、社員にヘルプマークの存在やサポート内容について聞いてみると、初めて知ったという社員がほとんどでした。
“ヘルプマークを必要としている方に何ができるか?” この問いかけをもとに、さまざまな啓発活動を社内外に向け開始しています。
その1つが、従業員とその家族向けに、従業員がどんな環境でどんな仕事をしているか知ってもらおうという『ファミリーデー』というイベントで実施しました。ヘルプマークの特設ブースを設置し、来場された従業員とその家族に、ポスター掲示やパンフレット配布をして疾患啓発活動を行いました。
さらに、炎症性腸疾患※に関する武田薬品Webサイト内での啓発活動を開始しました。日頃の活動を通して医療関係者や患者さんにヘルプマークのことを知っていただくことに少しでも貢献できれば、より前向きな気持ちで外出できる方が増えるのではないかと考えています。患者さん向け情報サイト(http://www.takeda.co.jp/patients/helpmark/)の中でもヘルプマークについての掲載を開始するなど、今後もさまざまな場面で疾患啓発活動を継続して行っていきたいと思っています。
※炎症性腸疾患は、一般に潰瘍性大腸炎とクローン病のことを指します。主に若年で発症し、再燃と寛解を繰返しながら腸管の炎症が慢性に持続する病気です。下痢や腹痛、血便などの症状があらわれますが、外見からは分かりにくい病気のため、周囲の理解を得るのがむずかしい場合があります。